トリキリデ
大樹"トリキリデ"を中心とする町。この町では主に、大樹にできる巨大なひょうたんを家として利用している。
 大樹に実るひょうたんは、基本的に自然に落ちるのを待つように管理されている。落下地点に家があることもあるけど、そうなっても安心。全ての家には紐が括りつけられていて、引っ張って家を移動することができる。
 
 まるで大蛇のようにうねる巨大な根っこは、そのまま道として作られている。その形は複雑で、外から来たヒトではたちまち迷ってしまう。観光の際は地図を必ず持っておこう。
 
 大樹の内部は、トリキリデの中で最も神聖な場所である。教会のような役割を担っていて、巨大なコンサートホールも完備されている。
 入口や隙間は紙の材質で作られたステンドグラスが張られている。普通のステンドグラスとは違った淡い色合いで、他の教会とは違った雰囲気が漂う。
 そして最深部には、オルゴア王国で一番大きな楽器と言われるパイプオルガンが設置されている。演奏をすると大樹全体が震えるように音を鳴らし、トリキリデ全体に音色が響き渡る。
 ごく一部の神事でしか使われず、ルーチ・タクトの聖地巡礼でも使われることはない。なので演奏を聴くことができれば、それはとても貴重な体験になる。
 大樹のてっぺんには、大樹を管理する神官たちの詰め所が建てられている。立地的にそこへ入れるのはトリのみなので、神官もトリしかなれない決まりになっている。
 
 オルゴア王国全土に回る新聞社も、殆どがこのトリキリデに密集している。オルゴア王国に点在する全ての情報は、一度ここに全て集まると言われるほど、ある区画では様々な情報が飛び交っている。
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