芳香ただよう丘の町「ドゥブール」
ドゥブールは小高い丘を中心に発展した果樹園の町です。リスやネズミなどの小さな動物たちが忙しなく働いています。
丘の地中には迷路のように通路が張り巡らされており、果実酒が製造されています。ドゥブールの地中には特殊な譜面石が含まれており、音楽を聞いたこの地の果物はとても甘く育ちます。
毎年収穫祭の時期になると丘のてっぺんにある切り株のコンサートホールで大きな演奏会が開かれます。
【設定資料】
【ドゥブール全景】
デザインモチーフ:果樹園・フルーツ・とんがり帽子
主な産業:青果業、造酒業
多い種族:リス、ネズミ等のげっ歯類やその他小動物
参考都市:アルベロベッロ(イタリア)
【町の成り立ち】
ドゥブールの地下(というか丘の内部)には迷路のようなトンネルや小部屋が張り巡らされています。
実はもともとはこの地下がドゥブールの本体です。
古代、ドゥブールの民は丘に穴を掘って暮らしていました。やがて農耕や果樹栽培が始まり、穴の入り口を覆うようにとんがり帽子の家が立ち並びました。
つまりドゥブールの全ての家は地下トンネルで繋がっています。
そして果物を使った酒造が地下で始まり、ドゥブールの民は丘の上で暮らすようになりました。
【家】
イタリア・アルベロベッロの伝統建築「トゥルッリ」を参考にしています。屋根にはその家が育てている果物のマークが描かれています。また屋根のてっぺんにはドングリ(本物)があり、収穫祭を終える度に毎年交換しています。屋根のドングリが町で一番最初に発芽した家には幸福が訪れるとされ、収穫祭でその年の一番酒を飲む権利が与えられます。
【コンサートホールの物語】
かつてドゥブールの丘のてっぺんにはとても大きなリンゴの木がありました。しかし100年前、木に雷が落ちてしまい木の大部分が焼けてしまいました。
かろうじて残った切り株を前に悲しみにくれるドゥブールの民たち。そこに旅の演奏家たちがやってきて、彼らは弔いの意を込めて演奏を送りました。すると、奇跡が起こりました。
地面が輝き、死んだと思われていたリンゴの切り株の側面から小さな芽が姿を現したのです。音楽を聴くたびに小さな芽はぐんぐん成長し、大きな枝となってたくさんの葉とリンゴを実らせてコンサートホールのようにすっぽり包みました。ドゥブールの民はたいそう喜び、この切り株を特別なコンサートホールとして使う事にしました。
それから100年間ずっと、このリンゴの木はオルゴア唯一の「生きたコンサートホール」として使われています。
【上からみたドゥブール】
丸い丘です。てっぺんに切り株のコンサートホールがあります。家が密集しているエリアと果樹園のエリアに別れています。
とんがり帽子の家を「人形」に見立てて雛人形みたいな感じをイメージしました。
町の特徴としては所謂「大通り」とか「メインストリート」みたいな道がなく、すべてが曲がりくねった小さな道です。迷いやすいので住民は屋根のマークで覚えています。地下通路を使う住民も多いので地上を歩いた印象以上に人口は多いです。

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