Illustration by 竹藤狐

「そいじゃ、オイラはロココと合流するからさ。大人しく、留守番しておけよ!」
 次の日、朝飯をがっつりと食べ終えたジェコは、早々に外へ出ることになった。
目的は、ポメの代わりに情報探し。ルーチ・タクトの手がかりを、ロココと一緒に探すことにしたのだった。
「うん、いってらっしゃい」
 ポメは手を振ってジェコを見送る。子どもたちも「バイバ~イ」と元気よく手を振っていた。
「さてと……僕たちも忙しくなりそうだね」
「ま、こうしてかくまってもらってるしな。その分は、俺らも面倒見ないとな」
 当のポメたちは、孤児院の子たちのお世話を任されたのだった。
 なにせ、みんな外に出られなくって、退屈している。外はとっても危険だって、マリエットさんは子どもたちに外出の許可を与えていなかった。
『僕らがいるってことで、マリエットさんやマニは安心して買い出しに行っちゃってるしね……』
 子どもたちの相手……少し楽しみな反面、朝からの元気っぷりを見ていると、自分たちの体力が持ってくれるのか…・・・と、不安になるポメだった。
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