Illustration by 竹藤狐
 ノウィザーの噴水は、高く上がる太陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。昼になって活気の溢れる町に、ノウィザー特有の煌びやかな光景が広がり始める。
みんなの知らないところで、ポメたちのささいな事件が終わった。もうあの厳しい保安官はいない。いずれ町中にそれが知れ渡り、噴水周りもまた色んな露店が開いたりして、賑やかになるだろう。
「ふふ、ジェコのお母さんの料理はやっぱり美味しいね」
「あぁ……美味しいけど、弁当のくせにめっちゃ多いな」
そんな中、ポメとデデはのんびりと噴水の縁に腰かけ、お昼ごはんを食べていた。ジェコのお母さんお手製のお弁当は味もバツグンで、色々と疲れ切っていたポメたちのお腹を満たす。
「なぁポメ。俺にも保安官さんから貰った指輪、見せてくれよ」
「うん、いいよ」
 ポメは持っていた指輪をデデに見せた・・・
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